『知識ゼロから始めるお家カクテルの作り方』第9段は、カンパリ・ソーダ。
カンパリは苦味が特徴の、世界中でもっとも愛されるリキュールの一つです。
苦いのは苦手という方も、ちょっと待って!
確かに苦いけれど、飲むうちに奥行きが感じられる不思議な味わいに、きっと病みつきになりますよ!
材料
カンパリ 45ml
プレーン・ソーダ 適量
飾り用のオレンジ 1枚(お好みで)
材料について
- リキュール『カンパリ』について
カンパリは1860年イタリアで誕生した赤色のリキュールです。
ミラノでバーテンダーをしていたガスパーレ・カンパリが開発したカンパリ。
その特徴は、なんと言っても口に含んだ時に広がるビターな味わいです。
苦味のあるハーブや芳香のある植物、フルーツを組み合わせることによって生まれる複雑な苦味とアロマで、カクテル・ベースとしても、アクセントとしても重宝されています。
しかし、そのレシピは門外不出。
どんな原料を何種類使用しているかも公開されておらず、現在もごく一部の製造責任者のみが知るところとなっています。
苦味のあるカンパリは食欲増進の為に飲む食前酒としてもピッタリ。
苦味が好きな方なら、食中も楽しめるドリンクとなるでしょう。
カンパリは世界中で人気なこともあって、750mlボトルの他、お手軽なミニサイズの200mlボトルも販売されています。
カンパリがどんなものか飲んでみたいというお試し購入には、200mlがおすすめ。
好みの味なら大きなボトルにすると良いでしょう。
作り方
1.背の高いグラスに氷を入れ、カンパリを注ぐ
2. プレーン・ソーダを静かに注ぎ入れ、マドラーで軽く混ぜる
3.お好みでカット・オレンジやオレンジ・スライスを飾り付ける
できあがり!
まとめ
今回ご紹介したカンパリ・ソーダは、様々な植物を使用したことで生まれる複雑な苦味が特徴のカンパリの魅力を、シンプルに、存分に味わえるカクテルです。
一説には60種類もの原料が使われているというカンパリ。
苦味が全面に押し出されますが、飲むうちにいくつものフレーバーの重なりを感じ、いくつもの味わいを見つけることができるでしょう。
ぜひ、挑戦してみてくださいね♪