『知識ゼロから始めるお家カクテルの作り方』第3段は、スクリュードライバーです。
スクリュードライバーは、割材のオレンジ・ジュースの味をそのまま味わうことができる、クリアな味わいが特徴のウォッカを使います。
カクテルによく使われるウォッカの入り口に、ぜひ作ってみてくださいね。
材料
ウォッカ 45ml
オレンジ・ジュース 適量
材料について
・おすすめのウォッカは何？
ウォッカは無色で味や匂いにクセがないので、割材の味を活かすのに適したスピリッツ。
そのため、カクテル作りに使用されることが多く、1本持っていれば重宝しますよ。
おすすめのウォッカは、スーパーでも販売されていることが多い銘柄を中心に選びました。
スミノフ
1864年、ウォッカの発祥地ロシアで現在のウォッカの製法を生み出したピョートル・スミルノフ。
その名を冠したロングセラー銘柄です。
何度もろ過を繰り返すことにより、クリアで飲みやすい味わいに。
ウヰルキンソン・ウォッカ
ニッカウヰスキーの製法を受け継ぎ、白樺炭でじっくり丁寧にろ過し製造しています。
ほのかに甘い、スッキリとした飲みやすさが特徴。
炭酸水などの飲料でも有名なウィルキンソンは、手に取りやすい1本ではないでしょうか。
アブソリュート
北欧スウェーデン南部で生産されるアブソリュートは、透明なスタイリッシュボトルが一際目立つ1本。
1979年ニューヨークでの発売以来、世界中で飲まれている銘柄です。
ほのかにキャラメルやバニラを思わせる甘い香りがあり、まろやかで後味はすっきり。
・オレンジ・ジュース
クセのないウォッカに合わせるから、スクリュードライバーで使うオレンジ・ジュースは、自分が普段飲んでいて美味しいと感じるものが良いでしょう。
もしくは、いつもよりちょっと良いジュースを選んでみるのも、特別感があっておすすめです。
100%ジュースなら濃厚で甘く、果実から作った生搾りジュースなら、スッキリとフレッシュな果汁そのものの味が楽しめます。
作り方
1.氷を入れた背の高いグラスに、ウォッカとオレンジ・ジュースを注ぎ入れる
2.マドラーでかき混ぜる
できあがり！
お好みで、カットしたオレンジをグラスの縁に飾ったり、ミントの葉を浮かべたりしてもおしゃれですね。
シンプルなレシピとは違う香りも楽しめます。
なぜスクリュードライバーという名前なの？
スクリュードライバーと聞いて、ウォッカとオレンジ・ジュースの組み合わせで、なんでこの名前なの？
と、疑問に思う方も多いのではないでしょうか？
スクリュードライバーの誕生には諸説ありますが、ペルシャ湾の油田で働いていたアメリカ人達が、ウォッカとオレンジ・ジュースを混ぜる際、マドラーの代わりにねじ回し用のドライバー（英語でScrewdriver）を使ったという話に由来しているとか。
仕事終わりの1杯は、いつの時代もスッキリして格別だったでしょうね！
ちなみに、オレンジ・ジュースのような飲みやすさからつい飲みすぎてしまい、ふらふらになってしまうことから、「レディー・キラー」という呼び名もあるので、飲みすぎには気をつけて。
まとめ
材料も作り方もシンプルなスクリュードライバー。
親しみやすいオレンジ・ジュースと、クセのないウォッカの組み合わせだから、カクテルをまだあまり飲んだことがない、という方でも、気軽に挑戦しやすいカクテルとなっています。
ぜひ、最初のウォッカをゲットして、スクリュードライバーを作ってみてくださいね！
